研究所紹介

先端工学研究センター

先端工学研究センターは、補助金を得て導入した大型研究装置・設備を活用し、本学の研究・教育活動の向上を支援するとともに、先端的な学術研究を行うことにより、科学技術の発展と社会の福祉に寄与することを目的として、平成20年に設置されました。

センタ-長

研究推進機構 教授 井藤 晴久

研究室構成と研究目的

研究室 目的
ナノテクノロジー研究室 半導体材料、微細加工、複合機能素子等に関する研究を推進し、エレクトロニクス分野の学内外の研究の発展を図る。
音響振動研究室 音響・振動に関する研究を推進し、音響・振動分野における学内外の研究の発展を図る。
第1材料分析研究室 各種X線分析装置を用いて材料分析に関する研究を推進し、材料分析分野における学内外の研究の発展を図る。
第2材料分析研究室 各種電子顕微鏡システムを用いて材料分析に関する研究を推進し、材料分析分野における学内外の研究の発展を図る。
有機化合物分析研究室 有機化合物の分析に関する研究を推進し、有機化合物分野における学内外の研究の発展を図る。
超高速光機能回路研究室 超高速光機能回路に関する研究を推進し、超高速光機能回路分野における学内外の研究の発展を図る。
運動機能研究室 身体運動機能に関する研究を推進し、身体運動機能分野における学内外の研究の発展を図る
高圧超臨界流体系平衡物性研究室 高圧超臨界流体系平衡物性に関する研究を推進し、高圧超流体系平衡物性分野における学内外の研究の発展を図る。
認知行動科学研究室 人間の感覚・知覚・認知が行動特性に与える影響を科学的に研究し、人間工学分野における学内外の研究発展に寄与する。
インキュベーション研究室 機構配下の研究所/研究センターのテーマに直接的に該当しないが、「情報」、「環境・エネルギー」、「健康・生命科学」分野の研究を学内研究資金配分によって実施する場合に、この研究室に属して研究を推進する。

保有設備

研究推進機構各研究所/センターに導入されている下記主要設備の概要仕様は、以下のとおりです。

1. 電子ビーム描画装置【ナノテクノロジー研究室(D3-203室)】

設備機器名称 電子ビーム描画装置
メーカ名 クレステック
型式 CABL-9200TFTN
仕様・性能 描画方式:ベクタースキャン方式またはラスタースキャン方式
加速電圧:50kV
最小ビーム径:2nm
用途 研究開発用素子の微細パターニング

2. 紫外線露光装置一式【ナノテクノロジー研究室(D3-203室)】

設備機器名称 紫外線露光装置一式
メーカ名
型式
仕様・性能 1)マスクアライナ(紫外線露光装置)(MA-20(ミカサ製))
使用マスク:3インチ、4インチ、描画パターンサイズ:1µm以上、露光光源:UVランプ500W、露光波長:ブロードバンド(g・h・i線)、最大基板サイズ:φ4インチ、最大基板厚:2mm
2)プラズマリアクタ
導入ガス:O2、最大流量:250ml/min、最大電力:300W、レジスト除去とプラズマ酸素処理
3)スピンコーター(MS-A100(ミカサ製))
回転数:20~8000rpm、最長回転時間99秒、レジスト塗布用、最大ウェハーサイズ:φ4インチ
4)オーブン1
加熱温度:最大300℃、レジストベーク用
5)オーブン2
加熱温度:最大380℃、ポリイミド等ベーク用
6)ホットプレート
加熱温度:最大550℃、プレートサイズ:175×178mm、レジスト等ベーク用
用途 光・電子素子等のパターニング

3. 電子ビーム蒸着装置【ナノテクノロジー研究室(D3-206室)】

設備機器名称 電子ビーム蒸着装置
メーカ名 株)エイコー・エンジニアリング
型式 EBD-1600
仕様・性能 3元式、Au,Ti,Ni,Al,Pd,Cr,Ge等金属薄膜の形成
膜厚制御精度:0.1nm
用途 金属薄膜の形成

4. 酸化・拡散炉【ナノテクノロジー研究室(D3-205室)】

設備機器名称 酸化・拡散炉
メーカ名 アサヒ理化製作所(株)
型式 ARF-1503
仕様・性能 加熱温度1100℃、使用可能ガス酸素、窒素
用途

5. 三次元微細形状測定装置【ナノテクノロジー研究室(D3-206室)】

設備機器名称 三次元微細形状測定装置
メーカ名 小坂研究所
型式 ET200A-3D
仕様・性能 方式:触針式(直動式検出), 垂直方向分解能:0.1nm, 垂直方向最大測定範囲:500μm以上, 垂直方向最大測定範囲:50mm以上, 測定形式:段差2次元分布測定及び3次元表面形状測定, 最小測定力:10μN(1mgf), 最大サンプルサイズ:100mm×100mm以上(φ150mm以上), 再現性:1σ0.6nm以内
用途 微細形状測定

6. レーザー顕微鏡【ナノテクノロジー研究室(D3-205室)】

設備機器名称 レーザー顕微鏡
メーカ名 LASERTEC
型式 VL2000
仕様・性能 405nmのバイオレットレーザーによる高精細画像
408nm GaN (Gallium Nitrite) blue laser confocal microscope for CD measurement and surface profiling、0.14u resolution、1/15th second scan speed、1ZC1 Z axis controller
用途

7. 電界放出形走査電子顕微鏡【ナノテクノロジー研究室(D3-205室)】

設備機器名称 電界放出形走査電子顕微鏡
メーカ名 日立製作所
型式 S-4700
仕様・性能 電子銃:冷陰極電界放出型電子銃、加速電圧:20kV、検出器:二次電子検出器、反射電子検出器、倍率:×25 ~ ×300,000、分解能:1.5nm(二次電子像)、3.0nm(反射電子像)、ワーキングディスタンス:5~30mm、試料ステージ:最大φ100mm
用途 微細形状の高分解能観察

8. 反応性DCスパッタリング装置【ナノテクノロジー研究室(D3-206室)】

設備機器名称 反応性DCスパッタリング装置
メーカ名 昭和真空
型式 SPS-208CW
仕様・性能 反応性DCマグネトロンスパッタリング,Nb2O5,SiO2多層積層が可能,ロードロック方式、成膜レートSiO2 1.0 nm/s(基板温度100℃以下)Nb2O5 1.0 nm/s(基板温度100℃以下)
用途 当装置は、携帯カメラレンズ・光ピックアップレンズを代表とする小径レンズへのARコートを主目的に開発された、光学薄膜用枚葉式スパッタリング装置です。

9. 3元マグネトロンRFスパッタリング装置【ナノテクノロジー研究室(D3-206室)】

設備機器名称 3元マグネトロンRFスパッタリング装置
メーカ名 芝浦メカトロニクス
型式 CFS-4EP-LL
仕様・性能 3元(HfO2,SiO2,Ta2O5/SiO2混合)ターゲット、スパッタ源:3inch×3、ホルダーサイズ:ø220、RFマグネトロンスパッタリング、RF500W(DC)、ロードロック方式、スパッタ方式:サイドスパッタ、加熱温度:最大300℃(600℃)
用途 有機EL, 太陽電池, 光学部品, 半導体・電子部品,自動車・樹脂, 特殊膜, MEMS

10. ドライエッチング装置【ナノテクノロジー研究室(D3-206室)】

設備機器名称 ドライエッチング装置
メーカ名 ANELVA
型式 DEM-451
仕様・性能 導入ガス:CF4,Ar,O2.
用途 平行平板型の反応性イオンドライエッチング装置(RIE: Reactive Ion Etching)です.

11. 多目的研究開発X線回折装置【第1材料分析研究室(D3-301室)】

設備機器名称 多目的研究開発X線回折装置
メーカ名 スペクトリス株式会社(マルバーン・パナリティカル事業部)
型式 Xpert-Pro-MRD
仕様・性能 X線源:フルセラミックX線管球、最大出力:3kW、化合物半導体、酸化物薄膜、金属薄膜の解析に対応、ウェハーマッピング:最大100mm、ロッキングカーブ測定、、逆格子空間マッピング測定、結晶配向測定(極点図)、X線反射測定が可能
用途 結晶構造の評価

12. 回転対陰極形 X 線回析装置【第1材料分析研究室(D3-301室)】

設備機器名称 回転対陰極形X線回析装置
メーカ名 (株)リガク
型式 RINT-2500VHF
仕様・性能 1 ) 定格
60kV-300rnA(18kV)
用途 本装置では回転対陰極を用いて強力なX線を発生させることができるため微量な試料も高分解能の回折パターンを測定することができる。粉末試料ばかりでなく、非結性晶試料についても測定を行うことができる。

13. 表面・薄膜超精密構造解析装置【第1材料分析研究室(D3-301室)】

設備機器名称 表面・薄膜超精密構造解析装置
メーカ名 (株)リガク
型式 1)薄膜構造評価用X線解析装置:ATX-G
2)縦型高分解能ゴニオメーター:PDG-S
3)試料高温装置:SHT-1500
仕様・性能 1)定格:5 0 kV/ 300mA
2)出射ビーム:平行ビーム、ビーム幅約0.84mm
3)光学系:4結晶モノクロメター・コリメータ
4)電動軸:X、Y、Z、φ
5)試料加熱温度 最高1500℃まで
用途 最先端の電子デバイス素材やセラミックス複合材料のような表面・薄膜構造を精密に解析するためのX線解析装置であり、面内結晶構造、格子歪み、膜厚、表面粗さ等を決定することができる。

14. 透過型電子顕微鏡【第2材料分析研究室(C5-B01室)】

設備機器名称 透過型電子顕微鏡
メーカ名 (株)日本電子
型式 JEM-2000EX
仕様・性能 1)倍率:×4000~100万
2)加速電圧:80~200kV、電子回折
用途 試料内部のサブミクロンオーダーの微細構造を観察する。

15. 走査型電子顕微鏡【第2材料分析研究室(C5-B01室)】

設備機器名称 走査型電子顕微鏡
メーカ名 島津製作所(株)
型式 SSX-550
仕様・性能 1)倍率:×20~30万
2)加速電圧:0.5~30kV
3)二次電子分解能:3.5nm
4)分析可能元素:5B~92U
用途 試料表面の形状および構造元素の種類や分布状態を非破壊で調べる。

16. 電界放出形走査型電子顕微鏡【第2材料分析研究室(C5-B01室)】

設備機器名称 電界放出型走査型電子顕微鏡
メーカ名 日本電子(株)
型式 JSM-7001F
仕様・性能 保証分解能:1.2nm(30kV)、3.0nm(1kV)
倍率:x 10~x 1,000,000
加速電圧:0.5kV~30kV
試料照射電流:数pA~200nA
電子銃:インレンズサーマルFEG
電子銃軸合わせ:完全自動(機械式調整不要)
対物レンズ:スーパーコニカルレンズ
対物レンズ絞り:クリックストップ式4段切り換え
検出器:二次電子検出器、反射電子検出器
ジェントルビーム:組込み
試料室:最大200mm径試料対応大形試料室。試料高さは15mm程度まで
試料ステージ:大型ユーセントリック試料ステージ
デジタル画像:1,280 x 960、2,560 x 1,920、5,120 x 3,840(画素)
マルチライブ像:組込み
排気系:SIPx 2、DP x 2、RP x 1
用途 インレンズサーマル電界放出形電子銃を装備した走査型電子顕微鏡です。低加速電圧時でも効率よく電流が得られるため、高分解能観察が可能です。二次電子検出器以外に反射電子検出器を備えており、試料表面の形状観察だけでなく、試料組成に関する情報も得られます。EDS、EBSDが付帯しており、元素分析や微小構造解析が行えます。

17. フーリエ変換核磁気共鳴装置【有機化合物分析研究室(E4101)】

設備機器名称 フーリエ変換核磁気共鳴装置
メーカ名 (株)日本電子
型式 JNM-ECZ400S/L1型
仕様・性能 超電導マグネット基準磁場:9.39T
ボア径:54mm
プローブ:オートチューン5mmFG/THチューナブルプローブ
観測核(プローブ:1H,13C,15N~31P)
温度可変範囲(プローブ:-100℃~150℃)
用途 分子、特に有機化合物の平面構造や立体構造の知見を得る。

18. 液体クロマトグラフィー飛行時間型質量分析【有機化合物分析研究室(C6-509室)】

設備機器名称 液体クロマトグラフィー飛行時間型質量分析
メーカ名 Waters
型式 LCT Premier XE / ACQUITY UPLC System
仕様・性能 エレクトロスプレーイオン化(ESI)
液体クロマトグラフ(ACQUITY UPLC System)
フォトダイオードアレイ(PDA)検出器
飛行時間型質量分析計(LCT Premier XE)
用途 分子の質量、構造に関する知見を得る。

19. 超高速デジタル誤り率測定サブシステム【超高速光機能回路研究室(D3-504室)】

設備機器名称 超高速デジタル誤り率測定サブシステム
メーカ名
型式
仕様・性能 周波数範囲:1MHz~700MHz(1kHzステップ)、周波数安定度:2ppm、PRBS:27-1,210-1,215-1,223-1、波形:NRZ,RZ,RZ,CMI、レベル:1~30V(0.05Vステップ、ECL)、インピーダンス:50Ω、75Ω系切替可能
用途 超高速光・電子回路の総合伝送特性を測定・評価するために、超高速ランダムパルスパターンを入力して誤り率を測定する。

20. 超高周波電磁界測定サブシステム【超高速光機能回路研究室(D3-504室)】

設備機器名称 超高周波電磁界測定サブシステム
メーカ名 ヒューレットパッカード
型式
仕様・性能 1)測定周波数
45MHz~26.5GHz(50GHz?)、最大5000ポイント/sの測定速度
2)測定項目
Sーパラメータ(入出カインピーンダス、透過係数、反射係数)
3) 表示機能
スミスチャート、ポーラー表示等
用途 超高速光機能回路の構成素子および回路を評価・解析する。

21. 導波光特性評価システム【超高速光機能回路研究室(D3-504室)】

設備機器名称 導波光特性評価システム
メーカ名
型式
仕様・性能 光源:波長可変LD(1550nm帯),ASE(自然放射増幅光?),近視野像観察,透過スペクトル測定,アイパターン,符号誤り率測定が可能
用途

22. 複屈折・位相差評価システム【超高速光機能回路研究室(D3-504室)】

設備機器名称 複屈折・位相差評価システム
メーカ名 フォトニックラティス製
型式 WPA-Micro
仕様・性能 測定範囲:0~3500nm(水晶にて評価した場合)、繰返し再現性:1.0nm以下、複屈折画素数:384 ×288(≒11万)pixels、測定波長:523nm,543nm,575nm、最大観察領域:対物レンズ 2倍: 2.0 × 2.6mm, 5倍: 0.8 × 1.04mm, 10倍: 0.4 × 0.52mm, 20倍: 0.2 × 0.26mm, 50倍: 0.08 × 0.104mm, 100倍: 0.04 × 0.052mm、インターフェース:GigE(カメラ信号)、RS-232C(モータ制御)
用途 フォトニック結晶を組み込んだ偏光イメージセンサーにより、位相差・軸方位をリアルタイムで表示します。また動画ファイルとして保存することが出来ます。微小な複屈折分布を可視化・定量化できます。

23. 運動機能測定解析システム【運動機能研究室(D3-501室)】

設備機器名称 運動機能測定解析システム
メーカ名
型式
仕様・性能 1)運動動作測定解析装置
A: 2次元・3次元ビデオ動作解析装置
①CCDカメラ:38万画素/焦点距離8~40mm、 ②VTR:VHS/S-VHS、
③パソコン:DOS/V(PII450MHz/256MB/18.2GB/CD/M0/21inch/Win98)
④解析ソフト:DKH(Frame-DIAS for Windows)
B:フォースプレート
①プレート:600X900Xl00mm •X.Y/-10~10N •Z/-10~20N
②パソコン:DOS/V(PII450MHz/256MB/18.2GB/CD/M0/21inch/Win98)
③解析ソフト:DKH(IFS-4C/IFC-6C)
C : PIVフィールド計測装置
①カメラ解像度:768×480ピクセル
②ダブルフレームレート:15Hz
③1000ベクトル処理時間:0.3s以下
2)運動代謝測定・解析装置
A
①測定項目:TVE·TVl·VE·VI·RR·V02·VC02·R·FE02·FI02·他
②ガス分析計:測定ガス(02·CO2)
③02濃度計:ダンベル型酸素濃度計
④CO2濃度計:赤外線吸収式炭酸ガス濃度計
B: 無線式心電図モニター
①測定項目:心電図・非観血血圧・Sp02
②表示部:9.4インチディスプレイ
③記録部:2ch/波形・トレンドグラフ・リスト
C: スポーツラクテートアナライザー
①サンプル量:全血25 µ L
②測定時間:60s以内
③測定範囲:0.0~30mmol/ L(0.0~270mg/dL)
④測定精度:O.O1mmol/L(O. l mg/ dL)
D: レーザー血流計
①チャンネル数:2ch
②レーザー:半導体レーザー(波長780nm)
③プロープ先端出力:約2mW
④測定項目:血流量・血液量・血流速度
用途 1)一般人およびスポーツ選手の運動能力の測定・分析
2)高齢者や身体障害者などに対する運動能力の測定・分析
3)自立ロボット、介護ロボットなどの制御に応用される人の基本的動作データ収集

24. 高圧超臨界流体系平衡物性測定装置【高圧超臨界流体系平衡物性研究室(D3-505室)】

設備機器名称 高圧超臨界流体系平衡物性測定装置
メーカ名
型式
仕様・性能 1)平衡セル(接触部):材質SUS316・カーボン・テフロン
①130℃、15MPa以下:可視窓(20mmΦ)、6箇所、容量(500cc)
②400℃、50MPa以下:可視窓(20mmΦ)、2箇所、容量(260cc)
2)接触方式
①130℃、15MPa以下 循環方式
②400℃、50MPa以下 流通方式
3)試料注入方式
2連式高圧注入方式(循環方式の場合)
4)サンプリング方式
循環定量採集方式(循環方式の場合)
5)圧力測定
精密ブルドン管式圧力計・精密デジタル式圧力計
用途 高圧超臨界流体を含む多相系の各相の密度および組成を測定するためのもの。

25. 感覚・認知行動測定システム【認知行動科学研究室(D3-507室)】

設備機器名称 感覚・認知行動測定システム
メーカ名
型式
仕様・性能 1. 光脳機能イメージング装置(fNIRS)(島津製作所FOIRE-3000/8)
・送受光ファイバ数:8,チャネル数24
・光源:近赤外半導体レーザ3波長(780, 805, 830nm) クラス1M
・オプション:ビデオ撮影システム,ホルダキット
・外形寸法:W610, H1164, D746(mm)
・重量:170kg
・電源:AC100V,750VA
2. ビデオ撮影装置(AVS)
・ビデオカメラ(パナソニックAG-HCK10G,AG-HMR10)
・fNIRS時間同期装置
・ノンリニア映像編集PC
3. 防音シールド室(シールドプランニングSPS-505)
・遮音性能:-55dB以上(500Hz)
・電波遮断性能:-40dB以上(150kHz〜100MHz)
・室温管理性能:20〜25℃(精度±3℃)
・湿度管理性能:15〜65%(精度±10%)
・電源ノイズフィルター
・内外2室構成・マジックミラー窓により,ユーザビリティテスティング室として機能
用途 人間の感覚・認知行動測定の信頼性を確保するため温度、湿度、照度をコントロール可能な防音シールド室において、近赤外線を移用して脳表面の血中酸素状態を計測することで、脳の活性化状態をリアルタイムで観測する。同時に、その際の人間行動を映像・音声により、克明に記録することで行動分析を行う。測定室は2室構成になっており、実験協力者に心理的負担を与えない形でユーザビリティ評価が可能。

研究成果報告書

環境科学技術研究所

SDGs、Circular Economy、Society5.0に掲げられる持続可能な社会の達成に向け、様々な分野の知見を統合し、社会に受け入れられる形での研究・開発を進めていく必要が現在もとめられており、自然エネルギーの活用、新たなグリーンエネルギー材料の開発、環境化学工学さらには経済的側面も取り入れた全方位からの知見を集め、環境科学研究を推進していくことが重要になってきている。そこで、「本学の教育研究活動の向上を支援するとともに、環境問題の解決のための技術を研究開発し、公的機関と連携することにより、科学技術の発展と地域の環境保全への貢献し、持続的な開発目標(SDGs)および循環型社会(Circular Economy)の達成のための諸問題を解決すること」を目的に、エネルギー、電気、素材、物質、経済面からの研究を統合して社会に役立つ技術の開発を目指す。

所長

応用化学生物学科 教授 高村 岳樹

研究テーマ

環境科学に関する研究
A) 環境汚染物質の生態影響評価とその場分析方法の開発
B) 環境汚染物質の分離、除去に関する研究
C) マイクロプラスティック等の分離、再利用に関する研究
D) 環境対応型マイクロプラスティックの開発など、環境調和型素材の開発

持続可能な循環型社会に関する研究
A) 太陽エネルギーなど再生可能エネルギーの創成と有効利用に関する研究
B) 燃料電池の有効利用に関する研究
C) 低温度差発電の有効利用に関する研究
D) 循環型社会形成向けた研究

その他環境科学研究所の目的達成に必要な研究

研究成果報告書

旧・先進太陽エネルギー利用研究所

旧・環境化学技術研究所

健康福祉支援開発センター

健康福祉支援開発センターは、健康科学、ロボット技術、情報技術、医科学等の分野から、高齢者の健康寿命の延伸や障がい者の自立生活支援に貢献するための研究を進めています。「健康・自立支援」がテーマの研究は、産学官民連携を前提に取り組まれるものであり、地域 連携を推進し、実用的かつ社会に役立てられる成果を追求しています。これらの研究は、学部生や大学院生といったマンパワーを活用し、地域連携教育という考えの基、社会現場を学びの場として進めています。

センター長

情報システム学科 教授 高橋勝美

研究課題

維持増進システムの開発/人間に対して追従・誘導・並走を行なうロボットの開発/感情伝達を支援するコミュニケーション補助ツールの開発/人間の情動センシング・反応システムの開発/高齢者生 活支援機器のマルチモーダルインターフェースに関する研究/建物内での移動行動調査のための歩行者の行動・位置推定技術

研究成果報告書

ヒューマンメディア研究センター

「学術フロンティア推進事業」(文部科学省:2005 〜 2009年度) でのプロジェクト研究の成果を基盤として、2011年度に設置された研究センターです。次世代のヒューマンメディアの基礎・応用研 究をテーマとして、「立体表現メディア技術」「仮想空間入力システ ム技術」「感覚協調メディア技術」に関する研究・開発に取り組んでいます。

センター長

情報工学科 教授 田中 博

研究課題

仮想空間のヒューマンファクタ評価/3次元コンテンツ提示法の研究/3DCGコンテンツ作成法の研究/ 3次元インタラクションの基盤研究/仮想環境評価の脳機能面での基礎研究/動作認識のヒューマンメディアヘの応用研究/生体計測のヒューマンメディアヘの応用研究/訓練コンテンツ作成法の研究/サウンド提示の感性への効果の研究/サウンドの空間認知への影響評価/ヒューマンメディアの管理栄養教育への応用/栄養教育へのヒューマンメディアの応用/ヒューマンメディア利用時のストレス評価/VRを用いた創薬支援技術

オリジナルサイト

研究成果報告書

健康生命科学研究所

健康生命科学研究所は、平成22年度(2010年度)、本学の生命科学分野の教員有志が集まり、「生涯健康で、生きがいをもって暮らすことができる社会に寄与する」をスローガンに発足しました。主に、「生体機能と機能性物質」、「食品の機能」、「健康の維持・管理」に関する研究に取り組んでいます。「人の健康に関わる研究」は生命科学分野にとどまらず、情報分野、工学分野も係わるので、現在、当研究所には全学から専門分野の異なる多くの先生方が参加しています。

所長

応用化学生物学科 教授 村田 隆

研究室(研究対象)

生体機能科学研究室<生体機能と機能性物質>/食品機能科学研究室<食品の機能>/ヘルス・コントロール研究室<健康の維持、管理>

研究成果報告書

新物性化合物合成研究所

新物性化合物合成研究所は、生物活性化合物研究室と生物模倣材料研究室の2つの研究室からなり、分子レベルで生物機能を制御する研究や生物の優れた機能を模倣し生物機能を超える有機材料の開発に関わる研究を精力的に進めています。これらの研究に携わる学部生や大学院生にとって、研究対象を分子レベルで洞察する能力を涵養できる場を提供しています。

所長

応用化学科 教授 山口 淳一

研究課題

生物活性化合物の合成と評価/生物を超える高機能性材料の開発/生物機能を発現する分子・超分子構造の探索/新規生物活性化合物探索のための化合物ライブラリーの構築

研究成果報告書

旧・生物有機科学研究所

スマートハウス研究センター

経済産業省の「スマートハウス国際標準化研究事業」(2011年度-2014年度)、「AIF国際規格化事業」(2017年度-2019年度)に採用され、スマートハウスの基盤技術であるHEMS、ECHONET Lite技術を核としたIoT基盤技術の研究開発及び国際標準化推進の活動に取り組んでいます。

センター長

特別研究室 特命教授 一色 正男

研究課題

IoT基盤技術の研究/IoT応用サービス技術の研究/ECHONET Lite国際標準化に関する研究

オリジナルサイト

研究成果報告書

先進自動車研究所
(Advanced Vehicle Research Institute; VRI)

豊かで快適なモビリティ社会の実現の為、自動車工学の基礎とCASE時代に代表される、知能化、電動化、IoT化、AIなどの先進技術を融合した研究テーマを推進し、自動運転や安全技術に関する大規模な産官学連携の国家プロジェクトや、自動車産業との最先端技術の共同研究にも多く取組んでいる。更に、本学開催の「KAIT次世代自動車工学シンポジウム」は昨年10回目を迎え、2019年にはKAIT_国際会議 ISAVT2019 (International Symposium on Advanced Vehicle Technology)で好評を博した。又、2022年には格式のある15th International Symposium on Advanced Vehicle Control; AVEC’22を本学開催予定で、グローバルにも先進自動車研究に貢献している。今後も、先進的な自動車・モビリティ研究を通じて、地域コミュニティと自動車産業の発展に貢献する。

所長

特別研究室 特任教授(専任) 井上秀雄

研究課題

内閣府主導の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)採択研究開発テーマ:「仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発」(KAITがリーダ機関)/JST 戦略的イノベーション創出推進プログラム(Sイノベ)採択研究開発テーマ:「高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム」(2016~2019年度)/リスク予測のためのドライビングコンテキストセンシングの研究/自動車の運動と制御に関する研究/自動運転・運転支援・先進安全制御システムに関する研究/モビリティリサーチキャンパス構想(AI, IoT, Smart Community)に関する研究/自動車の電動化に関する研究/MBD(Model Based Development), Driving Simulator, Sensor Modeling等 開発ツール環境、評価プラットフォームに関する研究/ 等、企業共同研究テーマ多数。

オリジナルサイト

研究成果報告書

令和5年度 研究成果報告書

令和4年度 研究成果報告書

令和3年度 研究成果報告書

令和2年度 研究成果報告書

令和元年度 研究成果報告書

内閣府主導 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)

採択研究開発テーマ:
「仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発」
(KAIT(井上秀雄教授)がリーダ機関; 2019~2022年度)

国立研究法人 科学技術振興機構(JST)/ 戦略的イノベーション創出推進プログラム(Sイノベ)

採択研究開発テーマ:
「高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム」
(KAIT 井上秀雄教授リーダー; 2010~2019年度)

バイオメディカル研究センター

バイオメディカル研究センターは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(H27年度〜R元年度)「医療技術の革新に貢献するバイオ機能材料開発の研究拠点形成」のプロジェクト研究開発成果を継承し、令和2年4月より独立した研究センターとして研究開発に取り組んでいます。応用バイオ科学部、工学部、情報学部の教員が分野を超えて連携し、ナノバイオテクノロジーとバイオインフォマティクスの医・生・工・情の連携により、新たなバイオ機能材料や医療基盤技術の創出を目的とする研究基盤の形成を目指しています。

センター長

応用化学生物学科 教授 小池 あゆみ

研究課題

バイオ機能材料の開発とその有効性検証/情報メディアによるバイオ機能材料開発の高度化

オリジナルサイト

研究成果報告書

文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業報告書

スマートロボティクス研究開発センター

ロボットに関連した研究成果を融合し「自律化(自ら学習し行動する能力)」、「情報端末化(自ら情報を蓄積・活用する能力)」、「ネットワーク化(他のシステムと連携する能力)」を兼ね備えたスマートロボット技術の創出とそれにより社会に貢献する研究開発に取り組んでいます。産学連携による実製品の開発を通じた高度技術者の養成プログラムの開発を行い、研究で得られた成果を社会に還元する活動に取り組んでいます。

センター長

情報システム学科 教授 兵頭 和人

研究課題

会話やふれあいを通じて健康状態を把握する機能を有するロボットシステムの開発、日常生活におけるリスク・危険状態を検出するシステムの開発、体の健康及び心の健康の改善を目的としたコミュニケーションシステムの開発、ロボット向け自己診断システムの開発、店舗用サービスロボットの開発、IoTデバイスを用いた環境情報収集システムの開発、高度技術者の養成プログラムの開発、バス案内システムの開発(産学共同開発案件)、玉乗りロボットコンテストの実現(産学共同開発案件)

研究成果報告書

地域連携災害ケア研究センター

地域と連携し災害時の対策を総合的に研究することで、実効性のある活動に対応することを目指しています。研究の成果は地元地域に反映し、自治体等と連携体制を取りながら、大学としての研究活動を積極的に推進していきます。

センター長

臨床工学科 特任教授 山家 敏彦

研究課題

災害ケア全体に関する研究/地域と連携した災害時の看護・ケア体制に関する研究/災害時における諸外国との連携に関する研究/災害対応システムの研究・開発/災害時を想定した福祉機器の開発/情報通信を用いた避難所運営システムの開発/避難所でのケアに関する研究/避難所生活者(自宅避難者含む)の心身両面のケアに関する研究/プライバシー確保の研究

オリジナルサイト

研究成果報告書

先進AI研究所

先進AI研究所は時代を変革する先進的なAI技術の研究、開発を目的として2019年に設立されました。本研究所は、次世代AI研究グループ、先進AI応用研究グループ、教育応用研究グループの3つのグループで構成し、新しい原理に基づくAIの基礎研究から、様々な分野にAIを適用する応用研究まで広く研究を展開しております。特に教育への応用も重要課題と位置づけ、その成果は本学の教育に積極的に導入する予定です。

所長

情報システム学科 准教授 三枝 亮

研究課題

最新の脳科学の知見を取り入れた新しいメカニズムによるAI/量子コンピュータによるAI/生成AI/自動運転への応用/情報セキュリティ、社会セキュリティへの応用/ロボットへの応用/医療への応用/福祉への応用/個々の学生に最適化された教育を実現するAI

研究成果報告書

先進eスポーツ研究センター

先進eスポーツ研究センターは2020年11月に本学で発足した「eスポーツプロジェクト」に併せて設立された研究センターです。NTT e-Sports、NTT東日本と結んだeスポーツに関わる産学連携協定を軸に、ICTやスポーツ情報科学の活用によりeスポーツの価値を確立するための研究に取り組んでいます。また、KAIT eスポーツクラブの支援を通じて、eスポーツ分野の新技術、新アプリの開発に学生も携わらせることで、新しいIT教育の場の提供も図っていきます。

センター長

情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授 塩川 茂樹

研究室(研究課題)

ICT活用研究室
・競技コンテンツの低遅延配信
・オンラインコンテンツの臨場感向上
・SNSの活用による不正行為への啓蒙・対策
スポーツ情報科学研究室
・AIを活用した戦略分析
・指や視線の動作解析による競技力向上要素の検証
・音響がコントローラ操作に及ぼす影響の検証
eスポーツ環境支援研究室
・KAIT eスポーツクラブの競技支援および関連研究
・産学連携の枠組みを使ったイベント企画支援および関連研究

研究成果報告書

先進技術研究所

「先進技術研究所」は、学内プロジェクト研究等の基礎研究の成果を受けて「新たな産業を創出」することを目指して実用化・製品化まで推進する研究所であります。原則3年間の期限を限り、企業との連携、ベンチャー起業等を前提にして地域社会、さらには科学技術立国である我が国の産業に貢献することを目的として、2013年4月に開設した研究所です。
2014年4月より、3年計画で本格的な研究開発活動を開始し、2023年4月より第四期テーマがスタートしております。

所長

特別研究室  特命教授  一色 正男

第四期テーマ

1 エッジコンピューティングを用いた大容量通信処理プラットフォームの実用化
2 地球温暖化抑制のための非可食性バイオマス資源からのバイオPETの生産の社会実装
3 車両操舵特性評価手法の高精度化および一般化(通称:τL評価オープン・イノベーション)

 

グローバル学術連携センター 特設ページへ

神奈川工科大学は5年に1回国際シンポジウムを開催し、環境・エネルギー、医療・健康、情報の3分野において、世界共通の研究課題について議論をしています。最近では2023年8月に国際シンポジウムを開催しました。この度、ここで議論された研究テーマについて継続的に研究する体制として、グローバル学術連携センターを設立しました。

センター長

情報工学科 教授 鷹野 孝典

他の研究所・研究センターとの関係

グローバル学術連携センターは新国際連携拠点として、機構内の各研究所・センターが海外協定校などと共同研究を推進しできるように導き、かつ、各研究所・センターの協力を得ながら、定例国際シンポジウムなどを企画できるように、海外協定校を中心とした学術連携を統括する役割を担います。

超広帯域ネットワーク研究センター

超広帯域ネットワーク研究センターは、先端工学研究センター 丸山特別研究室で推進されてきた8K非圧縮伝送・処理及びその応用に関する研究を継続的に進展させ、企業と連携し、社会実装を進めるために設立されました。

センター長

情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授 丸山 充

研究室(研究課題)

・超高速大容量通信処理研究室(高速通信処理の研究)
・低遅延インラインコンピューティング研究室(次世代エッジコンピューティングアーキテクチャ)
・NWリソースモニタリング研究室(広帯域トラヒックモニター)
・エッジコンピューティング活用サービス研究室(介護・医療,モバイル,アドホック等)

国立研究機関との受託研究・共同研究

・NICT(国立研究開発法人 情報通信研究機構)革新的情報通信技術研究開発委託研究 令和3年度-令和5年度
・NICT 共同研究:高速モニタリングアーキテクチャの検討
・NICT 総合テストベッド研究開発推進センター利用プロジェクト:リアルタイム指向大容量高速分散データ処理プラットフォームに関する研究開発
・NII(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所)公募型共同研究 平成27年度-令和6年度

企業連携

・ミハル通信株式会社:リアルタイム処理・配信サービスの実現
・エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社:低遅延なサービスチェイニング方式の検討とIETF(Internet Engineering Task Force)への標準化提案
・株式会社KTグループ:遠隔業務支援システム

情報未来研究センター

情報未来研究センターは、2024年4月に設置されました。近年、大学に対して「カーボンフリー」「少子高齢化」「産業競争力低下」といった社会の課題解決や、「住民QOL向上」「魅力ある街づくり」といった地域発展への寄与がますます期待されています。その一方で、大学の研究は研究室や所属学会の範疇で完結することが多く、地域や社会と連携した活動に繋がりにくい状況です。これを解決するため、大学教員が地域・社会へオープンに情報発信し、地域社会と社会課題・あるべき未来の姿を議論し、相互理解する機会や仕組みをつくります。そして地域・社会と共に課題解決・地域発展に寄与する研究テーマを共創し、具体的連携研究を推進することを目的とし活動しています。

所長

機械工学科 教授 脇田 敏裕

活動内容

学内外の研究会開催
展示会やセミナーの開催・参加
地域・社会・企業との連携研究を推進
その他:地域貢献連携センターと協力、小中高生向けの展示・体験会『KAITサイエンスサマー』等の開催。

次世代センシングシステム研究所

平成10年度文部科学省「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」に採択され実施してきた研究開発プロジェクトは平成18年度に終了したが、この研究プロジェクトで取り組んできた次世代センシングシステムに関する技術成果を継承し、平成19年4月から研究所として引き続き以下の研究に取り組んでいる。

所長

ホームエレクトロニクス開発学科 教授 黄 啓新

第1研究室 研究課題

環境と健康に関する化学的・生物学的センシングシステムの開発/高感度分光法を利用した有害物質の検出法の開発/人の健康に関わる生体関連物質の検出システムの開発/アロスティック酵素を用いたエフェクーのフローインジェクション計測/酵素法による生体アミノ化合物の高感度な網羅的測定法の開発とその応用/食嗜好センシング

第2研究室 研究課題

次世代センシングデバイスおよび応用システムの研究開発/複合機能センサーモジュール・異種薄膜材料ボンディングに関する研究/医療画像処理及び診断支援機能に関する研究/Webとセンシングによる生活支援技術/SiCショットキーバリア接合ダイオード

研究成果報告書

セキュリティ研究センター

セキュリティ研究センターでは、誰もが安心して暮らせる超スマート社会を実現するためにフィジカル空間とサイバー空間を融合したすべての部分で安全性と信頼性を確保することができる高度かつ堅牢なIoTセキュリティ対策の研究開発に取り組んでいます。具体的には、超スマート社会実現におけるサイバー攻撃の脅威を明確に分析し、フィジカル空間からサイバー空間まで一貫して安全性を提供可能となる高度なIoTセキュリティシステム構築技術の確立、不正デバイスと不正アプリケーションを見分けることができるデバイス認証技術とユーザ認証技術を開発するとともに、不正データ・異常データをより早く検知することができる信頼性の高い分散機械学習モデル構築手法の研究開発を行っています。

センター長

情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授 岡崎 美蘭

研究課題

・環境適応型ユーザ認証技術の研究
・高度侵入検知システム構築に関する研究
・IoTマルウェア解析に関する研究
・ソフトウェア脆弱性対策に関する研究
・分散機械学習モデルの構築手法に関する研究

研究成果報告書