産学官連携メールマガジン(2022年12月12日号 特集:看護学科)
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【神奈川工科大学】産学官連携メールマガジン(2022年12月12日号 特集:看護学科)
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このメールマガジンは、神奈川工科大学が主催するシンポジウムなどに参加された方、展示会な
どで名刺交換させていただいた方、関係機関の方々などに神奈川工科大学の研究・技術シーズ及
び関連するニュースやイベント情報などを配信するメールサービスです。
配信先の変更・停止をご希望の方は、末尾をご参照ください。
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目次
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【1】研究・技術シーズ紹介(特集:看護学科)
【2】ニュースリリース
【3】イベント情報(展示会・シンポジウム・フォーラム等)
【4】公募情報
(●:新規、◎:更新、○:再掲)
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【1】研究・技術シーズ紹介(特集:看護学科)
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医療の進歩は目覚ましく、これからの看護師は、高度化する医療に対応できる知識と能力が求め
られる。地域・在宅看護の重要性、災害に活躍できる看護師、そして、さらに必要となるICT
(情報通信技術)活用能力など、将来に対応できる看護師の養成が急務となっている。また、
チーム医療のキーパーソンとしての看護職への役割や期待も求められている。
<看護学科教育 4つの特徴>
(1)在宅医療に対応できる看護師の養成
(2)災害時に対応できる看護師の養成
(3)保健医療福祉チームの連携に寄与できる看護師の養成
(4)ICT(情報通信技術)を使いこなせる看護師の養成
各先生の研究テ-マの詳細について
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/mailmagazine/1224.html
抜粋
●基礎看護教育課程におけるキャリア教育に関する研究
基礎看護学領域 特任教授 鈴木久美子
キャリア教育とは、子ども・若者がキャリアを形成していくために必要な能力や態度の育成
を目標とする教育的働きかけです。そして、キャリアの形成にとって重要なのは、自らの力で
生き方を選択していくことができるよう必要な能力や態度を身につけることです。
看護専門職は、看護基礎教育で学んだ専門性が就職に直接結びつくため、学生時代から卒業
後のイメージが抱きやすい特徴があります。そのため、キャリア教育として決められた教育
プログラムはなく、それぞれの教育機関で独自に行われているのが現状です。看護基礎教育に
おいて、全学年を通して組織的かつ継続的にキャリア教育を実施するために、どのような教育
プログラムやキャリア支援が必要であるかを検討していきたいと考えています。
https://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/health/nursing/academic/suzuki_k.html
●重症度、医療・看護必要度(看護必要度)に関する研究
―急性期の患者を適正に評価するためにー
成人看護学領域 講師 久松桂子
我が国は団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据え、現在の医療提供体制と将来推測され
る医療需要のバランスを調整する医療政策に取り組んでいます。7対1看護体制の病床を9万床
削減することを目標にし、看護必要度はその算定要件であることから診療報酬改定ごとに変更
されています。患者を正確に評価する必要がありますが、様々な立場から急性期にある患者像
をより反映するための課題が議論され続けています。特に患者の状態をあらわすB評価項目は、
評価者である看護師の意見が反映される必要があると考えております。看護師が急性期の患者
をどう捉えているかを調査し、その結果を基に改良された評価表作成を目指し研究に取り組ん
でいます。
https://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/health/nursing/academic/hisamatsu.html
●老年看護学に熟練した看護教員の指導による看護学生と高齢者の世代間交流を通したケア意
識育成のプロセス
老年看護学領域 講師 高野真由美
Erikson EHは世代性を「次世代へ教え導くことへの関心」と定義し、壮年期以降
の心理的社会的発達課題としています。すなわち高齢者が若者を手助けし世話をしようとする
利他的行動は発達課題であり、それは世代間相互作用により若者の成長に繋がると考えられま
す。一方、ケアとは世話し世話される相互作用によるものです。そこで本研究では、臨地実習
において看護教員が、どのように世代性を踏まえながら高齢者と若い看護学生の世代間交流を
支援し、看護学生のケア意識を育成しているのか、その構造を明らかにし、教育プログラムの
開発を考えています。
https://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/health/nursing/academic/takano.html
〇看護職のリーダシップ行動評価尺度日本語版作成・評価
看護管理学領域 特任教授 新実絹代
昨今の保健・医療・福祉においチーム医療が推進されており、看護職には多職種連携におけ
るキーパーソンの役割が期待されています。その役割を担うスキルとしてリーダシップ力は必
須といえます。看護職のリーダシップを評価する実効性の高い尺度は少ない現状があります。
そこで、米国版の「The Student Leadership Practice Inventory, Observer Instrument,
2nd Edition」(以下、SLPI)を用いて、看護職のリーダシップ行動測定尺度の日本語版
を作成し、信頼性と妥当性を検証し公表しました。現在、本学の4年次生と看護生涯学習セ
ンター「ファーストレベル研修」の受講者を対象に、実習や研修前後のリーダシップ行動評
価を実施し分析に取り組み一部公表しています。センター事業による看護管理者育成や外部
の看護管理教育機関の講義も多く担当しております。
https://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/health/nursing/academic/niimi.html
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【2】YouTube「神奈川工科大学 研究推進機構チャンネル」 研究紹介
https://www.youtube.com/channel/UCOlO-iAAkkGvRIeQ7LYVW8Q
最新研究、国際会議、シンポジウム、講演会の動画紹介
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2022.11.30 イベント
神奈川工科大学 eスポーツシンポジウム2022を開催しました ~シンポジウムの内容をyoutubeで
公開~
https://www.youtube.com/watch?v=mAb1oTupHsw
先進eスポーツ研究センター長
情報学部 情報ネットワーク・コミュニケーション学科 塩川教授
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【3】ニュースリリース(研究推進機構の新着ニュ-ス) https://cp.kanagawa-it.ac.jp/
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2022.11.30 最新研究
スマートハウス技術の海外発信を強化する仮想化技術の紹介(スマートハウス研究センター
特別研究室 特命教授 一色 正男)
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/tech_news/1183.html
2022.11.30 最新研究
企業間連携を促すECHONET Lite Web API実証システムの開発(スマートハウス研究センター
特別研究室 特命教授 一色 正男)
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/tech_news/1168.html
2022.11.14 ニュース
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)局長が本学SIP自動運転 DIVPプロジェクトを訪問 Visit to
KAIT by Prof. Dr. Ina Schieferdecker, Director General, BMBF (The German Federal
Ministry of Education and Research)
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/wp-content/uploads/news_2022114_02.pdf
2022.11.14 ニュース
井上秀雄 特任教授がドイツ連邦共和国大統領夫妻主催レセプションに招かれました
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/news/1146.html
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【4】イベント情報(展示会・シンポジウム・フォーラム等)
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2023.2.1~2.3
テクニカルショウヨコハマ2023をパシフィコ横浜で開催します。
本学 ロボット・メカトロニクス学科 三枝准教授が出展します。
https://www.tech-yokohama.jp/
2022.11.28,30
MATLAB/SimulinkによるADAS・自動運転アルゴリズム開発体験セミナーを開催しました【開催日:
11月28日(月)、11月30日(水)】
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/wp-content/uploads/20221017_MTLAB.pdf
2022.11.8
南西フォーラム
【カーボンニュートラル社会に求められる変革と新たなビジネスチャンス】
カーボンニュートラルの実現に向け、国内の脱炭素に向けた動きが急激に加速しつつある。今回
のフォーラムでは、カーボンニュートラルの実現に向けた国のビジョンや大学の研究、企業にお
ける取組事例を紹介することで、新たなビジネスチャンスの創出に繋げることを目的に開催しま
した。
開 催 日:2022年11月8日(火)
開催場所:青山学院大学 相模原キャンパス
本学の応用バイオ学部の仲亀准教授が講演されました。
https://www.machida-cci.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/eae0b9155a833ff8234ed33694bcdbc1.pdf
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【5】公募情報
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■2022年度(2022.12.9現在)
公募情報
https://cp.kanagawa-it.ac.jp/support/koubo
抜粋
195【国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)】
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)2022年度第1回研究開発課題公募
1.研究開発構想(プロジェクト型)
1)無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査
システムの構築
2)災害・緊急時等に活用可能な小型無人機を含めた運航安全管理技術
2.募集期間
・2022年12月5日(月)~2023年2月7日(火)正午
https://www.jst.go.jp/k-program/koubo/
*「経済安全保障重要技術育成プログラム(通称:K Program)」の詳細は、以下のURLをご参
照願います。
https://www.jst.go.jp/k-program/
194【独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)】
「未踏IT人材発掘・育成事業」
1) 公募の概要
・ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる独創的なアイディア、
技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(クリエータ)を、
優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーのもとに発掘育成する事業。
・「独自性・革新性があり、将来社会的インパクトを与えイノベーションを創出する可能性
を秘めたプロジェクトを実現しようとしている若い逸材(2023年4月1日時点で25歳未満の方)」
からの提案を募集
2)公募受付期間
・応募のエントリー(事前申請)
2022年11月18日金曜日~2023年3月13日月曜日12時00分
・応募書類の提出受付
2022年11月18日金曜日~2023年3月15日水曜日23時59分
https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/it_index.html
188【国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)】
1)令和5年度 「ゲノム創薬基盤推進研究事業」
本公募は【若手育成枠】の対象。
【公募期間】令和4年11月24日(木) ~ 令和4年12月22日(木) 正午
https://www.amed.go.jp/koubo/14/01/1401B_00019.html
2)令和5年度 「臨床研究・治験推進研究事業(アジア地域における臨床研究・治験ネット
ワークの構築事業)」
【公募期間】令和4年11月24日(木) ~ 令和4年12月21日(水) 15時
https://www.amed.go.jp/koubo/16/01/1601B_00040.html
187【国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)】
令和5年度 「女性の健康の包括的支援実用化研究事業」
・分野等、公募研究開発課題名:
1)女性ホルモンの影響による健康課題の予防、診断及び治療に資する研究開発
2)性差を考慮した疾病の予防、診断及び治療に関する研究
・公募期間:
令和4年11月22日(火) ~ 令和4年12月20日(火) 正午
https://www.amed.go.jp/koubo/14/03/1403B_00041.html
186【佐賀大学海洋エネルギー研究所】
「令和4年度共同利用研究課題2次公募」
1.公募部門・分野
1)海洋熱エネルギー部門
・温度差エネルギーシステム分野
・熱エネルギー変換基盤分野
2)海洋流体エネルギー部門
・波浪エネルギーシステム分野
・潮流・海流エネルギーシステム分野
・洋上風力エネルギーシステム分野
3)学際部門
・海洋エネルギー環境情報分野
・海洋エネルギー貯蔵分野
・海洋エネルギー制御分野
・海洋エネルギー物質創生分野
・海洋エネルギー人材育成分野2)応募期限:
2.応募締切:
2023年2月24日 (金) [必着]
https://www.ioes.saga-u.ac.jp/jp/collabo/collabo_apply
183【国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)】
1)令和5年度 「臨床研究・治験推進研究事業」に係る公募(1次公募)
・公募期間:令和4年11月11日(金) ~ 令和4年12月9日(金) 12時00分https://www.amed.go.jp/koubo/15/01/1501B_00064.html
2)令和5年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」
・公募期間:令和4年11月16日(水) ~ 令和4年12月22日(木) 正午https://www.amed.go.jp/koubo/11/02/1102B_00064.html
174【国立研究開発法人 科学技術振興機構 (JST)】
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
募集領域:「Well Beingな高齢化のためのAI技術」
(JSTの募集案内抜粋)本公募は、日本側及びカナダ側それぞれの企業とアカデミア、カナダ
国立研究機構(NRC)研究者の5者以上で研究チームを組み、国際的な産学連携の体制を築い
て、研究開発を実装に近づけることを目指します。
・応募締切:
2023年4月3日(月)17時(日本時間)
https://www.jst.go.jp/inter/program/announce/announce_ca_ai2022.html
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