「テクノトランスファーinかわさき2015」活動報告

7月8日(水)~10日(金)[かながわサイエンスパーク(KSP)](川崎市高津区坂戸3-2-1)にて、第28回先端技術見本市「テクノトランスファーinかわさき2015」(主催:公益財団法人神奈川産業振興センター、神奈川県、川崎市)が開催され、3日間で7,800人以上の来場者がありました。本展示会は[ここが「知」と「技」の結節点]をテーマに、「オフィス・ビジネスユース」、「産業機器関連」、「環境・福祉・防災」、「企業ネットワーク」、「産学連携」の5つの部門からなり企業・研究機関・大学などから多義にわたる新技術・新製品や研究成果を出展しました。

本学からは、(1)液晶を用いたシリコンフォトニクスデバイス[電気電子情報工学科教授中津原克己]、(2) デジタル情報が閲覧できるハイパーパネル[情報メディア学科助教鈴木浩]の展示及び中津原教授及び鈴木助教による技術シーズ提供セミナー講演を行いました。本学展示ブースに訪れた企業関係者などが本学で製作したシリコンフォトニクスデバイスを顕微鏡により観察し、研究を担当した学生などによる研究成果の説明を聞き、高度な情報伝達への応用に関する質問やの商品化に向けてのコメント等をいただきました。また、ハイパーパネルを用いて希望するテーマを超音波センサー付き目印部品をマグネットで付着させることにより、スマートフォンなどで詳細なデジタル情報を入手する実演では、多くの方から便利で使いやすいとの感想や観光地等での観光スポット情報の提供等への活用ができるのではないかとのアドバイスをいただきました。

本学ブース来場者の状況

ハイパーパネル及び説明者

フォトニクスデバイス説明者

シリコンフォトニクスデバイス展示状況

技術シーズ提供セミナー講演状況