研究推進機構

　12月10日(土)13時より本学情報学部棟メディアホールにて「KAITシンポジウム2016」［テーマ：先進ICTが変える明日の生活］（主催：神奈川工科大学、後援：神奈川県、厚木市）を開催し、企業、官庁、研究機関、大学関係者など140人以上の参加者がありました。
　開会にあたり本学小宮一三学長の主催者挨拶に引き続き、神奈川県産業労働局長藤巻均氏、厚木副市長霜島宏美氏から、ICT関連技術は急速に進歩しており先端的研究者による講演及び議論は神奈川県・厚木市の社会の変革のために貢献するものと大いに期待していますとの挨拶をいただきました。
　シンポジウム講演は野辺継男氏（インテル株式会社）の基調講演、灘本明代教授（甲南大学）による招待講演及び本学一色正男教授による「スマートハウス」、小島一成准教授、丸山充教授による「超高精細映像」に関する研究成果報告が行われました。
　引き続き、本学の大塚真吾准教授の司会進行のもと、「ICTにおけるトラスト技術」をテーマにバネル討論を行い企業・大学等教育など各方面から、積極的な提言をいただきました。また、シンポジウム開始の1時間前（12時より）よりポスター（デモ）セッションがメディアホール前で行われ8kテレビ（85インチ）による非圧縮8KIP映像伝送のデモなどが行われました。
　会場からは今後のICT技術がさらに革新的に社会を発展させていくことへの期待及びこれらの技術革新に研究開発者及びユーザーとして、いかに対応すべきかとの意見及び質問が積極的に出され、非常に充実したシンポジウムとなりました。